全酪新報/2026年2月20日号
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「春節前に検疫周知徹底、成田空港で水際対策の重要性発信」――全酪連・東京支所
春節を控えた2月13日、全酪連は成田国際空港で動植物検疫広報キャンペーンに参加した。アジアをはじめ世界各国で家畜伝染病の発生が相次ぐなか、水際対策の徹底が重要となっており、春節期の防疫強化の取り組みとして動物検疫所に協力し、成田空港利用者を対象に検疫への理解と協力を呼びかけた。-詳細は全酪新報にてご覧ください-

広報用ポケットティッシュを配布しながら呼びかけた

活動を行った動物検疫所成田支所職員と酪農関係者
お断り=本記事は2月20日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。
「羽田空港でも検疫広報キャンペーンを実施、動植物検疫探知犬も登場」
13日には、東京国際空港(羽田空港)でも国際線ターミナルでも動植物検疫広報キャンペーンを実施。春節を前に、「日本への肉製品の持ち込みは禁止」と書かれたリーフレット入りのポケットティッシュ配布やポスターなどを通じて、利用国者へ検疫ルールの周知・徹底を呼びかけた。農水省動物検疫所羽田空港支所、植物防疫所羽田空港支所、日本養豚協会及び東京都家畜保健衛生所との共催で行った。
キャンペーンには、動植物検疫探知犬の苺号(ビーグル犬、メス)や、動物検疫所の公式キャラクター「クンくん」、植物防疫所の公式キャラクター「ぴーきゅん」らも応援に駆け付け、空港利用者に対し協力を呼び掛けた。
本紙などの取材に対して動物検疫所羽田空港支所の國保直子支所長は「年末年始や春節は人とモノの往来が活発になり、違反畜産物なども増えやすい時期。また、1月30日には韓国で口蹄疫が9カ月ぶりに確認された。2000年と10年に日本で口蹄疫が発生した際にはいずれもその前に韓国での発生が確認されており、これまで以上に警戒しなければならない」と説明。
その上で「こうした状況の中で、水際対策はもちろん重要だが、訪日外国人や海外から帰省する方々に対して、持ち込み禁止品を最初から国内へ持ってこないようにしてもらうことが何より大切。国内へ家畜伝染病を持ち込ませないためにも、訪日外国人、そして春節に合わせ帰省する在日外国人の方に対して日本に持ち込んではいけない物があること、そしてその理由をキャンペーンを通じて理解してもらった上で協力いただきたい」と述べた。

ポスター等を通じて出入国者へ呼びかけた
「道内におけるフリーストール・パーラーの普及率1.6㌽上昇、搾乳ロボ普及率も前年上回る 」――北海道庁農政部
北海道農政部はこのほど、道内における2025年2月1日現在の「新搾乳システムの普及状況」(フリ・パラ調査)を取りまとめた。フリーストール牛舎やミルキングパーラー(搾乳ロボット含む)の両方を保有する酪農家は1554戸で、前年に比べ3戸増。普及率は35.3%で1.6㌽の上昇。また、搾乳ロボットの保有戸数は7戸増の510戸。普及率も11.6%で0.7㌽上回った。
ミルキングパーラーの保有戸数は1567戸で前年比5戸増、普及率は35.6%で1.7%上昇。また、フリーストール牛舎の保有戸数は1595戸で17戸減、普及率は36.3%で1.3%上昇した。
フリーストール牛舎とミルキングパーラーの両方を保有する酪農家(1554戸)を地域別でみると、最も多いのは例年同様に十勝で469戸(5戸増)、普及率は49.3%と前年より2.1%上昇。次いで、根室388戸(6戸増)で普及率40.6%(1.9%上昇)、釧路251戸(6戸減)で普及率40.1%(1.7%上昇)、オホーツク214戸(4戸減)で普及率35.0%(1.4%上昇)など、各地域で普及が進んでいる。
経営規模別でみると、ミルキングパーラーを保有する経営体、フリーストール牛舎を保有する経営体ともに、メガファームとみられる、経産牛を100頭以上飼養する経営体が7割近くを占めている。
飼養頭数規模別を細かくみると、ミルキングパーラーを保有する経営体で最も多いのは、100~149頭を飼養する酪農家で446戸(構成比28.5%)、次いで50~99頭飼養が390戸(同24.9%)、150~199頭飼養が243戸(同15.5%)。
ミルキングパーラーを型式別でみると、搾乳ロボットが510戸(同28.2%)と最も多く、次いでパラレル型が438戸(同24.2%)、ヘリンボーン型が399戸(同22.1%)。
なお、100頭未満の経営体ではアブレスト型が最も多く、100頭以上では搾乳ロボット、パラレル型、ヘリンボーン型の順。300頭以上では他の階層と比べてロータリー型の割合が高った。
一方、フリーストール牛舎を保有している経営体について飼養頭数規模別でみた場合では、100~149頭が450戸(同28.2%)と最も多く、次いで50~99頭が411戸(同25.8%)、150~199頭が243戸(同15.2%)。
また、フリーストール牛舎を保有する経営体の粗飼料調達先に関する調査では、自家産・自家収穫が640戸、40.1%と最も多く、次いで自家産・コントラクター利用が615戸(同38.6%)、TMRセンター利用が318戸(同19.9%)となっており、作業を外部化している酪農家が過半(58.5%)を占めている。










